縁があって参加させてもらいました。
NPOミューでは、武蔵野市からの「市民こころの健康支援事業」を委託されて福祉教育の事業を小学生・中学生・高校生・ボランティア・市民など様々な方を対象に行っています。
こころの色の授業と言うのは、精神障害のある人が差別・排除されない社会を目指して行う授業で、福祉教育推進委員会というチームで行っています。(構成員:当事者・MEW職員・大学教員・一般企業社員など)
説明会は当事者講師大募集ということで、当事者講師に興味がある人たちが集まり実際の授業のビデオを鑑賞して、当事者講師の経験者のお話を聞きながら質疑応答となりました。
僕にとって今までの人生で一番辛い時期は子供時代です。
あまりにも情報がなかった。
助けてくれる人もいないし、助けてと言う事もできなかった。
頼れる人が一人でもいればと今でも思います。
この話しを聞いたとき、僕は子供に対しての社会貢献を(いつか)したいと友人に話したことを思い出しました。正直無理だとも思っていたし、少なくともずーっと後の話だと考えていました。それがこのタイミングで・・・。
リスクはあります。
近隣の住民や知人に、精神科に通院していることが伝わる可能性。
講演会終了後の生活の中で、声をかけられる可能性。
講演会の中、あるいは、終了後のアンケート等で厳しい指摘を受ける可能性。
僕にとっての何よりのリスクは、僕がやっても大丈夫なのか?との自分への不安です。自分の黒歴史に対して、本当に整理ができているのか?相手に伝わる表現を使って話すことができるのか?僕にとっては子供の頃の自分に伝えるような気持ちです。